スタッフ日記

3種のカボチャの入ったポタージュスープ(*^^)v

そういえば、、昔、

カボチャは嫌いで食べられないけど、

パンプキンは好きやねん!

と、言っている大先輩が居ました。

 

どう違うかのか問うと、カボチャは原型の残ったまま。

パンプキンはスープだそうです。( ゚Д゚)

 

ということで、ハロウィンも間近ですので、

ハロウィンと言えば、カボチャでしょ。ってことで、

 

・韓国カボチャ

・えびす南京

・バターナッツカボチャ

 

の3種類を使った、ポタージュスープを

作ります ^^)

 

カボチャ嫌いの方も美味しくたべられるね^^

 

出来上がりの図。パスタはおまけです。

メインはスープです♪

 

ちなみにパスタは、トマトと小松菜と玉ねぎのペペロンチーノです。

 

 

カボチャの準備をしていきます(*^^)v

 

とある、定休日の朝、自宅でのんびりしていると、

ピンポーン♪ とチャイムが鳴り、インターホン越しに覗いてみると、うちの会社の後輩くん。

 

どうしたん?と、出ていくと、

 

「家でとれましてん( *´艸`)」

 

 

とこれを持ってきてくれました。

 

 

 

「ドーン」

 

「・・・。」

 

デカすぎるやろ。

 

お庭で育った韓国カボチャだそうで、韓国の本場の種を分けてもらって育てたもののようです。

 

ありがとうー(*^^)v

 

 

ということでカットしていきます。

表皮は固いけど、身は熟していないメロンみたいな感じ。

思っているより、スっと包丁が入っていきます。

 

 

 

 

意外と空洞なのね。

 

 

切っている最中はすごく日本のカボチャと違う、

さわやかな香りが漂います。

 

 

表皮は堅そうなので、取り去ります。

きゅうりを刻んだ時や、スイカを切った時や、生の鮎のような、

 

瓜系の香がします。

 

少しスライスして味見をします。

 

 

 

「うん。」

「熟してない冬瓜。」

生で食べたことないけど。

 

韓国カボチャは火を入れるとトロトロになる、冬瓜系の野菜でした。

 

 

さて、えびす南京をカットしていきます。

凄く安心感のある、色味。

 

説明はいらないですね(*^^)v

 

さて、お次。

 

「バターナッツカボチャ」

 

このカボチャは、うま味、甘味共に非常に濃く、

濃厚な味がします。

 

冷を通した触感は、えびす南京のホックリとした感じより、

少し水分量の多い、韓国カボチャ寄り。

ちょうど中間位の触感です。

 

煮ものとかより、スイーツや、今回の様にスープにして

食べると絶品のカボチャです。

 

 

 

「でも、なんでこんな形になったのか。。。」

 

 

 

カットしていきます。

表皮からは想像も出来ない、

 

綺麗なオレンジ色の果肉が出てきます♪

 

 

 

「しかし、種の位置が何故こうなったのか。。。」

 

 

 

このように、

・韓国カボチャ

・えびす南京

・バターナッツカボチャ

この三種類を等分に、火が通りやすい様カットし、

 

スープにしていきます。

感覚的には、

 

韓国カボチャだけで作ると、あっさりしすぎていて、コクが無く、頼りない味に。

 

えびす南京だけで作ると、もったりしすぎて、スープ感が少なく、かとっていって水分で伸ばすと、コクが無くなり頼りない味に。

 

バターナッツカボチャだけで作ると、元来持っている甘味と、味が濃すぎるがゆえ、スープというより、スイーツに。

 

「韓国カボチャ」全体のバランス役。

「えびす南京」スープ全体のトロミ(もったり感)。

「バターナッツ」スープのうま味とコクと甘味。

 

という感じで、相乗効果を出していきたいと思います(*^^)

・・・後付けですけど。

 

 

全体の調和の為、にんにくとオニオンも入れていきます。

にんにくは、包丁の側面で抑えてつぶし、オニオンはスライスします。

 

 

にんにくは普段のみじん切りもつぶしてから細かく切ると、早くておすすめです。

 

 

水をひたひたまで加えて、火を通していきます。

 

 

沸騰したら、弱火で15分煮ます。

カボチャがお箸などで簡単に潰せるくらいになればOKです。

 

 

荒熱が取れるまで放置して、

冷めてからミキシングします。

 

具材と、適度に煮汁を入れ、しっかりと滑らかになるまで攪拌します。あまり満タンに入れると、蓋が飛んで爆発して、後の掃除で大変苦しい思いをするので、気を付けてくださいね(*^^)

 

 

 

大体30秒くらい、ミキシング。

 

 

ミキシングの終わった側から、鍋へスープを移していきます。

すっごく甘い、いい香りがします。

 

 

はい。

 

 

ここで、牛乳を入れ伸ばしていきます。

 

最初の水分量では少なく、ペーストの様な仕上がりになっているはずです。最初の水分量が多いと、牛乳が入らず、水っぽい仕上がりになります。

かといって、水分量を減らし過ぎと、上手くカボチャに火が通らず、ミキシングもやりにくくなります。

 

伸ばす目安は、いわゆるコーンスープぐらいです。

 

 

伸びました。

仕上げに火入れしていきます。

ぐつぐつと煮込む必要はありませんが、弱火での沸騰状態を保ちながら、2~3分で十分だと思います。

これで、乳製品の臭みが飛びます。

 

味付けは、白コショウ、コンソメ、ローリエです。

 

素材の味を生かす料理なので、薄味が良いです(*^^)v

 

 

完成です!(^^)!

 

仕上げに生クリームや、コーヒーフレッシュを浮かぶように

回しかけ、パセリとをちらすと見た目におしゃれです。

 

自宅に無かったので、ドライパセリのみ、散らせました。

完成。

 

 

ポタージュスープは、手順は簡単ですが、ミキサーを使わないといけないので、洗いもの等を考えるとお手軽料理とはいえません。

 

しかし、野菜を皮ごと使えたり、カボチャに限らず人参、これからならカブもおすすめです。また、根菜だけでなく、小松菜などでも美味しく作ることが出来ます。

 

栄養もたっぷり取れますし、残り野菜の処理にも良いので、大変おすすめです。

 

少し手間はかかりますが、せっかくのハロウィン。

家庭でお子様とワイワイと楽しみながら、作ってみてはいかがでしょうか(*^^)v